体調がドン底の時は、暮らしのデザインを見直すチャンス!

こんにちは。
みんらぼのゆうさくです。

 
僕は普段
〆切のある仕事をしているので、
日によって忙しさが
ぜんぜん違います。

 
〆切まで時間があったり
進捗がよかったりする時は
いいんですが

いくつかの案件が重なったり
大きくやり直しが入ったりして
スケジュールが厳しくなると

途端に普段引き受けている家事や
ちょっとした小さな仕事を
取りこぼしたりするように
なってきます。

 
もちろん、病気になったりして
体長が崩れても、
同じようなことが起こるですね。

 
ムラのある生活と、
どう付き合っていくか。

 
調子が悪くなった時に
余裕のある時に考えなきゃ…
って思うんですが

元気な時は忘れてます(笑)

 

体調の悪い時に楽ができるように家の中で整えると、体調がいいときも快適になる

そういうことを、
元気な時にも忘れずに
考えた人がいます。

 
弊団体の楽歩さん。

(こういうことを考えるのは
 だいたいこの人です)

 
アテトーゼ型の
脳性麻痺のある彼女は
普段から体調の波が凄まじい。

 
例えば、調子がいい時は
朝から踊っちゃいたいくらい
体が軽くて、
言うことをきくらしいんだけど

調子が悪い時は
次に踏み出す一歩が
本当に床を踏んでくれるのか
分からない。

 
『体がバラバラになったような感じなのよ』

 
というくらい
体調の振れ幅が
大きいのだとか。

 
で、具体的に
どうするのかというと・・・

以前「家中のいたるところにハサミを置いておく」
っていうチエワザを紹介しました。

 
同じ一部屋の中でも
リビングにハサミがひとつあれば
体調のいい時はそれでいい。

 
でも、体調が悪い時には
リビングからキッチンに
ハサミを取りにいくのは
かなりしんどい。

 
なら、キッチンとリビングの両方に
ハサミを置いておこうじゃないの。

 
そしたら、体調がいい時にも
わざわざキッチンまで行かなくていいし

誰かがキッチンから
持ち出したハサミを
リビングに放置する、
なんてことも起こらない。

 
楽ちんじゃないのぉ。

 
体調の悪い時に合わせて
家の中の家具や
道具の位置をデザインするって
例えばこんなことです。

 

「体調が悪い日は、生活をより良くアップデートするチャンス」

体調が悪い時を基準に
家の中を
デザインするようにしておくと

 
「体調が悪い日は、
 家の中が良くなるヒントが
 見つかる日」

 
になります。

 
「え、でも、体調が悪い時って
 落ち込んじゃって

 それどころじゃ
 なくないですか?」

 
って聞いたら楽歩さん、
こう言いました。

 
「私、自分の体調と、
 自分の気分は
 別のものやと
 いうことにしてるのよ。

 体調の波が良くても悪くても
 私の気分の主導権は
 渡さないわ~って。

 だから、体調が悪くても
 チャンスだわ!って思えるのよ」

 
ふうむ。
体調と気分を分けて考える。

 
なんだか難しそうな雰囲気だけど
楽歩さんができてるんだから
僕らができないってことは
きっとないですね。

 
そうねぇ・・・まずは
「今日は便秘だけど元気!」
っていう辺りから初めてみようかしら。

 

この記事を書いた人

ゆうさく
ゆうさく
1985年生まれ。和歌山県出身。健常者。物忘れがやや激しめ。子ども時代の家族は、共働きの両親と共働きの祖父母、あまり動けない曾祖母と無駄に動き回る2人の弟達という、8人の小さなダイバーシティでした。趣味は工作。段ボールと木材は夢のカケラ。部屋作りも大好き。いつか家をDIYするんだ。あと、シンガーソングライターもやってます。ジムで本格的な筋トレも始めました。チャームポイントは大腿四頭筋と大胸筋。