サラリーマンでなくなる日
つい先日36年余勤めた会社での
最終出勤日を終えた。
もう少し感慨深いものかなと思っていたが
そうでもなく、
わりとドライに終えることが
出来たかなと思う。
但し、吾(われ)と周りの人達には
感情の隔たりが少し有ったようである。
癒しが無くなって不安だ
とか
クッション材が無くなって不安だ、
等
吾のキャラの存在を惜しむ声が
チラホラと聞こえてきた。
仕事が出来る人にとっては
役にたたない存在で有っても
一部では
緩衝剤的な役割を
担っていたのだと感じさせられた。
最後まで
「また連絡頂いたら
我々はいつでもウェルカムだから」
と仰って下さっていた。
人は当たり前だと思っていたことが
当たり前で無くなった時初めて
その存在に気がつくのだ。
吾が皆にとって
その様な存在だったかどうかは判らないが
一部の方々には
その様な存在だったのだろう。
これからは、会社の中ではなく
「みんらぼ」の中でそう言う存在になれたら
どれほど良い事だろう
ワクワクする事だろう
と思う。
兎に角
36年間
支えてくれた方々に感謝!
そして家族に感謝!
この記事を書いた人
- 1960年の高度成長期真っただ中に生まれ、障害が有るから人の2倍3倍頑張りなさいと育てられ現在に至る。
アテトーゼ型脳性麻痺2級保持者。
趣味はギターにパソコン(何台作製し分解したかわからない)、とアマチュア無線。
アマチュア無線はインターネット、携帯電話が普及した中で、どれだけ小さな出力でどれだけ遠くに電波を飛ばせるかに情熱を燃やすちょっと変わった人。
真夏に極寒の南極昭和基地と交信できたのは印象的だった。
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