【歩きづらい】私の歩行スタイル①脳性まひのヒロさん、あこさん夫妻の場合

こんにちは、みんらぼのゆうさくです。
お互いに脳性まひのあるヒロさん、あこさん夫妻。
ふだん屋外を移動するときには、ヒロさんは片手杖、あこさんは歩行器を使っていますが、少し遠出するような時は、あこさんが車いすに乗り、それをヒロさんが押すというスタイルを選びます。

2人それぞれに単独で移動することができるのに、どうして場所を取る車いすを選ぶのか。
ヒロさんは普段片手杖で移動しているのに、車いすを押す負担が大きすぎるのではないか。

そんなことが気になったので、2人に詳しい話しを聞いてみました。

動画出演:ヒロあこ(みんらぼ) 動画制作:みんらぼ

いかがだったでしょうか。
実はワタクシ、以前は「杖を使って歩ける人は、車いすには乗らないだろう」と思い込んでおりました。
いやいや、そういうことを考えたこともありませんでした。

でも、歩くことに制限がある人の場合、移動には、段差や距離、時間、体力、地図が読めるかどうか、道路工事をしているかどうか、、、などなど、たくさんの課題があります。
そしてそのシーンごとに解決しなくちゃいけないことが違うから、そのときどきでぴったりはまる移動方法を選ぶってことなんですね。

1日の体力の配分を考えて、遠出には歩行器でなく車いすを選ぶあこさん。
あこさんの車いすを歩行器代わりに押すことで、杖よりかえって歩きやすくなるヒロさん。

2人のさりげない連携に、「なるほどなぁ」が止まらない春なのでした。

 

 

この記事を書いた人

ゆうさく
ゆうさく
1985年生まれ。和歌山県出身。健常者。物忘れがやや激しめ。子ども時代の家族は、共働きの両親と共働きの祖父母、あまり動けない曾祖母と無駄に動き回る2人の弟達という、8人の小さなダイバーシティでした。趣味は工作。段ボールと木材は夢のカケラ。部屋作りも大好き。いつか家をDIYするんだ。あと、シンガーソングライターもやってます。ジムで本格的な筋トレも始めました。チャームポイントは大腿四頭筋と大胸筋。