昭和サラリーマン親父の酔どれ日記
昭和生まれで親父で障害者のヒロが、35年余りのサラリーマン生活を振り返るライフログ的ブログ。障害を持ちながら一般就労の社会人として長年勤め上げてきた背中が語る「あの日、あの時」。<br />一献傾けながら、しみじみ噛みしめてまいりましょう。

We are the champions

We are the champions|よいどれ日記

ドラムセットやマイクが並んだバンドセットの画像

そこに描かれていたのは「ファミリー」

異例の大ヒットとなった
QUEEN(フレディーマーキュリー)を描いた
ボヘミアンラプソディーという映画の
ラストシーンで歌われた曲である。

何故この映画が
大ヒットしたのかは
吾にはわからないが、

しかし映画館嫌いで何十年も
足を運んでいなかったはずの吾が
なんと行ってみたいと思い
なんと二度も行って
なんと二度とも泣いた。

何が涙を誘うのかは
人によって違うと思うが、
吾は映画の中で何回も出てきた
ファミリー(family)というキーワードに
凄く心打たれた。

フレディー自身のファミリー、
QUEENのメンバーとしてのファミリー、
QUEENメンバーそれぞれのファミリー、
真の友達としてのファミリーと
数多くのファミリーが目に浮かんだ。

一度はファミリーとして
縛られるのが嫌になり飛び出したが

やはりファミリーとして
帰るべき所に帰って来ても
受け入れてくれる。
そんな描写に心打たれた。

IではなくWe

吾は以前
「個と和」を題材に
記事を書いたが

この映画はまさに
自分ファーストの時代に
疑問を持ち始めた、

または既に疑問を持っている
お兄ちゃん、
お姉ちゃん、
おっさん、
おばはんが
ハマったのではないだろうか?

We are the championsの
歌詞の中の

顔に砂を蹴飛ばされたけどガンバって来たんだ!
前へ進むんだ!

というくだりと

I am では無く
We areで有ることが

この映画の
全てを語っているのでは
ないかなと思ってい
る今日この頃である。

皆さんは如何だろうか?

この記事を書いた人

ヒロ
ヒロ
1960年の高度成長期真っただ中に生まれ、障害が有るから人の2倍3倍頑張りなさいと育てられ現在に至る。
アテトーゼ型脳性麻痺2級保持者。
趣味はギターにパソコン(何台作製し分解したかわからない)、とアマチュア無線。
アマチュア無線はインターネット、携帯電話が普及した中で、どれだけ小さな出力でどれだけ遠くに電波を飛ばせるかに情熱を燃やすちょっと変わった人。
真夏に極寒の南極昭和基地と交信できたのは印象的だった。