【車いす】誰でも入れる「障害者スポーツセンター」を楽しみ尽くす方法

こんにちは、みんらぼクリエイターのマエシマです。

車いすメインの移動スタイルで生活をしていると、
運動不足を感じて、体を思いっ切り動かしてみたい衝動に駆られることがあります。
血行が悪くなりやすくて、全身のコリがひどいんですよね(笑)

そんな僕のように、障害があっても

「運動をしたい!」
「スポーツをやってみたい!」

と思われる方は多くいらっしゃると思います。
でも、自分の身体に合った設備や環境を見つけるのは一苦労ですよね。
そんな煩わしさや不安を感じなくてもいいかもしれない、良い場所があるんです!

障害を持っている人も安心して利用できるスポーツセンター

全国各地に「障害者スポーツセンター」という公共の施設があります。
※各地域で名称は異なります。

この施設は障害を持っている人もそうでない人も運動やスポーツを楽しめる場所なんです!
設備は各施設によって様々ですが、
僕の利用している「大阪市長居障がい者スポーツセンター」には
体育館、温水プール、卓球室、ジム、はたまたボウリング室まで様々な設備があります。

ほとんどの場所が車いすのままで中まで入って運動できるので精神的にも安心できます。
お茶や、食事ができるラウンジもあるので休日に1日遊ぶなんてことも!
他にも、様々なサークル活動やイベントなどもやっているので、自分に合ったモノが見つかるはずです!

僕の行きつけのスポーツセンターのプールは車いすでも入れます!

僕は主に温水プールを利用しているのですが、
プールの中以外はほとんど自分の車いすを利用できるので
動きに無駄が出ません。
男女更衣室の他に、車いすのまま入れる更衣シャワー室も完備!

僕はプールサイドギリギリまで自分の車いすで入っていって
車いすから降りて、スロープの手すりをつたいながら水の中に入ります。
そして、スロープの終わり付近にあらかじめ用意してある、浮き具を使い、
ウォーキングを始めます。
これだけで非常に楽です。

※同じようにされる方は、自己責任で防水処理してくださいね

補助、浮き具も種類が豊富にあるので、身体に合わせて使用できます。

出入りもスロープで安全、既述のように、スロープの先にあらかじめ浮き具を持って行ってます。

車いすから降りることが難しい方のために、入水用の車いすもあります。

車いすのまま入れる更衣室

マエシマ流、スポーツセンター使い倒し術

僕の行きつけのスポーツセンターは様々な設備を使えるため、
休日や長期の休み期間などは
混雑することが多いです。
ボウリングは数時間待ちのことも・・・。
(順番がきたら館内アナウンスで呼び出ししてもらえる)

施設の利用には受付に障害者手帖または会員カードを提示して、
※本人、介護者1名以外は有料
利用設備を伝え、許可用紙を貰うのですが、
この時、同時に利用申請ができるので、
空いているところから利用すると無駄が少ないです。

最後に

身体を動かすというのは障害を持つ人にはハードルが高いことかもしれません。
身体を理由に諦めなければならないことも少なくないと思います。
僕自身、嫌になる時もあります。
ですが、何事にも言えることですが、「やってみたい」には無限の可能性があります。
この記事を読んでくださったあなたの「やってみたい」の後押しになれたら幸いです。

(おまけ)障害者スポーツセンターは全国にあります

冒頭でもお伝えしましたが、
「障害者スポーツセンター」と呼ばれる施設は全国にあります。

僕がぱっと調べた施設のリンクを貼り付けておきますが、
これ以外にもたくさん(全部で139施設あるそうです※2016年時点)あるので、
気になった方はお近くの施設を探してみてください。

 

【東京】
http://tsad-portal.com/tamaspo

【京都】
http://www.kyoto-syospo.or.jp/

【大阪長居】
http://fukspo.org/nagaissc/

【大阪舞洲】
http://fukspo.org/maishimassc/

【新潟】
http://kouryu.n-fureaiplaza.com/

 

この記事を書いた人

マエシマ
マエシマ
はじめまして、マエシマです。昭和63年8月16日生まれ
大阪市在住、もうすぐ30歳
大阪芸術大学 放送学科卒
みんらぼでは主に動画編集を担当しています。
脳性まひがあり、手足(主に足)が反抗期でいうことをきいてくれません。
電動車椅子、杖(ロフストランドクラッチ)、つたえ歩き、その他、随時工夫して移動しています。
強い過緊張があるため体調の波が激しいですが、気合で乗り切ろうとするタイプです。
最近の趣味は、プールでウォーキング、ポッドキャスト番組制作、囲碁(始めたばかり)
既述のとおり、不便さは何でも気合いでカバーしていたので
「ほうほう便利」なんて思いながら制作に取り組んでたりもします(笑)