【手足が動かしづらい】意識した場所に力が入ってしまう時、その力を抜く方法

こんにちは。みんらぼのゆうさくです。
脳性まひで、意識を集中した体のパーツに力が入って動かしづらくなるヒロさん。
彼は大の音楽ファンで、ギターを弾くのが趣味なのです。

いい演奏のために「集中しない」

実は僕もギターを弾くのですけど、ギターって、どれだけ脱力した状態で素早く的確に指先を動かせるか、的なところが勝負だったりするんですよ。
でも、体を自由に動かすことが苦手、というのが脳性まひの特性のひとつなわけで。
じゃあどうやって演奏をしているのか、根掘り葉掘り聞いてみました。

いかがだったでしょうか。
このハウツー、僕にとっても目ウロコでした。
昔テレビでメジャーリーガーのイチロー選手が「一人で黙々と球を投げてると肩が痛みやすいんだけど、誰かと話しながらだと意識が散って、無駄な力が抜けたりする」って言ってたのを聞きましたが、それに通ずるものを感じます。

意識を集中することは、意識を拡散することよりも大切だ!と思ってしまいがちですが、もしかしたらそうとは限らないかもしれない。
なんだか、人の新しい可能性に気付かせてもらったような気分です。

ちなみに、動画の中で使われている「セーハー」とは、1本の指で複数の弦を押さえるギターのテクニックのことです。
指1本で弦を1本押さえるのは簡単なんだけど、指1本で弦6本を押さえようと思うとムズカシイ。
ギタリストを目指す少年少女たちの多くが、この「セーハー」ができないと音が鳴らない「F」というコードがモノにならずに挫折していくのですよ。

 

この記事を書いた人

ゆうさく
ゆうさく
1985年生まれ。和歌山県出身。健常者。物忘れがやや激しめ。子ども時代の家族は、共働きの両親と共働きの祖父母、あまり動けない曾祖母と無駄に動き回る2人の弟達という、8人の小さなダイバーシティでした。趣味は工作。段ボールと木材は夢のカケラ。部屋作りも大好き。いつか家をDIYするんだ。あと、シンガーソングライターもやってます。ジムで本格的な筋トレも始めました。チャームポイントは大腿四頭筋と大胸筋。