健常者と障害者がごちゃまぜで街歩きをするWheelogイベント
どうも、「もっさん」です!
先日、一般社団法人WheeLogが主催する街歩きイベントに参加してきました。
今回は、そのときのお話を書きたいと思います。
◆◆◆
このイベントを主催している一般社団法人WheeLogは、当サイトで何度か動画を取り上げた車椅子ウォーカーの代表である織田友理子さんが代表を務める車いすユーザーがより快適に街に出られるようにする「車いすでもあきらめない世界をつくる!」ことを目的にした団体である。
障害全般を扱うみんらぼといっても、脳性麻痺をメインとする肢体不自由者がユーザーとして多い。そんな中でこのWheeLogは我々コンテンツ制作班がウォッチし続けないわけにはいかない。ウォッチしていると街歩きのイベントがあることを知る。みんらぼで紹介させていただいているお礼を兼ねた織田さんへのご挨拶と、みんらぼの宣伝ができたらいいなという下心が相重なり、僕は参加申し込みをしていた。
当日、会場に着くと織田友理子さんや吉藤オリィさんなどなど憧れの人々が目の前にいた。僕はイベントが始まる前から内心大興奮であるが、平静を装いイベントの開始を待った。
イベントでは、5~10名前後の小グループに分かれ(各グループに車いすユーザー1名程度)、各グループに手動車いすが1台貸し出される。そのため、概ね2台の車いすを操りグループで街歩きを行うのである。
ここで僕がビックリしたのは、車いすユーザーのイベントかと思ってきたら、思っていた以上に車いすユーザーが少なかったのだ。しかし、皆「車いすを体験したい」という熱いパッションを持った人々であった。
そして街歩きに出ると、車いすで入れる飲食店を探すのに苦労したり、人混みの中でぶつからないように進むのが大変だったり、手動の車いすは路面のちょっとした傾斜にタイヤを取られてしまったりと数々の問題に突き当たる。
その中で、お土産を買う、電車に乗るなどのいくつかのミッションが与えられるため、それをクリアしていき、ポイントを稼ぐのである。
車いすユーザーの僕としては、絶対に一人ではいけないような人混みの中を皆と一緒に行けることがとても嬉しかった。
街歩きから帰ると、各グループで感じたことをシェアする。これで別のグループの方々の気付きも貰うことができる。視点が違えば気付きが違う、行き先が違えば気付きが違う、メンバーが違えば気付きが違う。目から鱗の気付きがたくさんあった。
その後に懇親会もあった。懇親会では別のグループであった人たちなどともお話ができ、交友関係も広がっていくのだ。
懇親会のときにオリィさんが、VRでのジェットコースターを体験させてくれてとても楽しかった。
このような健常者と障害者の垣根のないイベントは、まだまだ少ない。しかし、今後増えていくであろう。また、増えていって欲しいと願う。
◆◆◆
いかがでしたか。
WheeLogについて、興味を持たれた方は是非、そちらのサイトも覗きにいってくださいね。
この記事を書いた人
- もっさんです。アラサー男子のひとり暮らし障害当事者です。
手と足に障害があります。歩行障害の関係で、普段は補装具(短下肢補装具)、杖、電動車椅子を併用&使い分けして生活しています。
仕事の日は補装具と電動車椅子、休みの日は体調が良ければ補装具と杖という感じで、自分の体調と体力に合わせて、使い分けています。
ひとり暮らしするうえで、色々と情報を得てきたので、そこら辺の知識は多いです。
得意テーマは、引越しなどの住関係、鉄道などの移動関係、行政の手続き関係です。
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